夏休み…子供たちの学校の音楽の先生(日本人)の先生に、東京でお目にかかりました。
娘のマチュの音楽の試験(再来年の2月)、箏で受けるつもりで、本当なら私が「トロイメライ」の伴奏を17絃でしようと思っていたのですが、このコロナ禍、どのような状況なのか分からないので、娘1人で演奏できるクラシックの曲を…と言われ、急遽、娘の技量でできる曲を探し、それをアレンジすることを求められました。いやいや娘、そんなに箏弾けません。
しかも1曲は箏らしい曲、1曲はクラシックをアレンジした曲、2曲合計チューニングも合わせて7分以内で演奏せねばなりません(超えると減点らしい)そもそも調弦だって素人には難しい😓箏業界には調弦という仕事があります。何十面という楽器の調弦をとる仕事、つまりそれぐらい正確に音を取ることは、難しい作業なのです。
色々楽譜を取り寄せて、ようやくアレンジできそうな一曲「主よ人の望みの喜びよ」
また娘は、箏曲の基本である「六段の調べ」を1曲目で演奏したいとのこと、それを五線譜に書きかえなくてはならない試練が私にあり、この夏、その2曲を母は頑張りました。試験の半年前に、試験官に渡すために、それぞれ五線譜が必要になり、その時代背景など質疑応答で聞かれるので、それぞれの曲の答えられる知識が必要です。
正直、箏って13絃しかない…つまり13個の音しかないから、クラシックの曲って難しい。押し手がよっぽど正確に押せないと難しいし、そもそも13個の音で、音を探して、しかも弾きやすいように編曲って大変です。娘はプロじゃないし〜、でも母は娘の為ならやります、探します。
という訳で「主よ人の望みの喜びよ」を編曲し、「六段」を五線譜に書きました。
どこかでこれを弾いてみたい、または五線譜で見てみたい、方がいればいつでもご連絡いただけたら、楽譜はお渡しますので活用ください。
temari@td5.so-net.ne.jp
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