佐竹本三十六歌仙絵

先日、京都国立博物館で開催されている「佐竹本三十六歌仙絵」の展覧会に行ってまいりました。長い時を経て、また個人所蔵の物も含め、たくさんの作品を一堂に見ることができ、そして絵に限らず、個人の愛した茶道具などの名品を間近に拝見でき、素晴らしいひと時でした。(11月24日までの開催です)

せっかく京都に来たのですから、今年10月にオープンして訪れてみたかった、嵐山の福田美術館にも足を伸ばしました。

こちらの美術館は一部作品をのぞいて写真を撮って良いということで、上村松園の作品を。天気もとても良く、美術館から見える渡月橋が素敵で、美術館の周辺の「パンとエスプレッソと嵐山庭園」も建物やお庭も含め素晴らしいお店でした。

しかし三十六歌仙絵を日本に残した益田鈍翁氏、それらの作品を購入した数々の実業家、福田美術館のコレクターである福田吉孝氏、、日本の素晴らしい作品を芸術のパトロンとして残し、美術館を作り展示公開し、登りつめた実業家たちは後世のことを考えて芸術を支えているということを実感した美術館巡りでした。

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