限りある時間の使い方

話題のオリバー・バークマン著「限りある時間の使い方」を立ち読みしてみました。

人生は80歳まで生きるとしたら4000週ある、その時間をどう使うか…私は残り何週だろうと考えてみたら結構少ないのに驚きました。「時間がない」「忙しい」うんうんいつも言ってる😓

私は「効率よく」とか「生産性を高める努力」はしていないけれど、子供達には今まで自分ができなかった残念な思い…とか、こうすれば良いのに…とか押し付けているなぁ。

著書には不慮の事故や病気で亡くなったかたは、次の時間、次の日、次の週には思いを馳せることはできない、4000週あると思えるのは生まれてこの世にいるから…のような文章もあり、私の解釈は「生きていることだけで儲けもん」みたいな気持ちになりました(著書はもっと深い内容なので、これはあくまで私の個人的意見です)

先日娘と話していて、娘は「子供には期待しないで、でも失望もしないで、尊敬はして欲しい」と言われました。

そこでハタと気づくことがありました。子供達は早くから留学し、フランス語、英語、イタリア語、日本語が話せて、授業も受けている。学問としてそこまでできるレベルにいるから、ついつい子供達は輝かしい未来を築き、海外と日本を繋ぐ一つになれれば!と大層な思い込みのある自分がいました。

私なんか何の語学もできないのに、親の思いから(もちろん本人の希望もありましたが)留学し、突然何ヶ国語も習い、マクベスやら異邦人、宿屋の女主…など原本で読み、もうそれだけで奇跡✨で、親の遥か彼方にいる子供達に、これ以上何を期待するんだ!ましてや失望なんて全然ない、尊敬でしかない。

今のままで十分良いし、自分で取捨選択して、自分の時間軸で生きる、今日その場に居られる喜びに感謝する、これからはこれを我が家のモットーにしたいと思います。

気づきと学びの多い立ち読みでした😆

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