今日は、合わせからの合わせ、そしてまた合わせ

今日は私の師匠の深海さとみ先生のリサイタルの委嘱曲「アメノウズメ」の合わせが午前中、阿佐ヶ谷の先生の稽古場であり、13時より神楽坂の宮城記念館で10月26日の三曲名流演奏会の合わせがあり、また夕方、阿佐ヶ谷の先生の稽古場に戻り、「アメノウズメ」の合わせに参加。阿佐ヶ谷と神楽坂の往復でした。

そう言えば、邦楽の世界では「練習」とは言わず「合わせ」や「下合わせ」と言います。ん?洋楽でもいうのかしら?

まさに息を合わせる、、、という練習。何故ならば邦楽は指揮者がいません。どんなに大勢で演奏しても指揮者はいないのが習わし。もちろん現代邦楽や洋楽の方々との演奏は指揮者がいらっしゃる場合もありますが。

演奏者の息を、気配に神経を研ぎ澄ます、、なので「合わせ」の回数を重ねれば重ねるほど良い舞台になります。大勢で日程を合わせるのは至難の業、ですが何とか折り合いをつけ、合わせに駆けつける日々。そして、なかなかうまく弾けない自分と対自の日々。難しいからこそ、、楽しい。

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