留学という選択 其の五 娘編

怒濤の年末年始、気が付いたら2020年が開けておりました。本年もどうぞ宜しくお願い致します。

さて年末年始を何をしていたかと申しますと、子供の面談のためスイスに行っておりました。何もかもが分からない手探りの留学、エージェント立ち会いのもと、校長、副校長、寮の先生方との面談は、今の状況を知るための貴重な時間でした。

先ずとても驚いた事は、子供は吸収力が早い、柔軟性があるとは知っていましたが、一年前、学校訪問した際、学校の説明や先生方の質問に全く答えられなかった娘が、わずか一年で成績の事などかなりシビアな話題に、フランス語でも英語でも理解し、先生方に返答していること。もちろんまだまだですが、本人の努力の賜物と感じました。

学校によって授業の形態は違いますが、娘の学校は留学した1年目はどんなに英語がネイティブ並に話せても、FLE(フリュ)というフランス語を短期的に学ぶクラスに入ります。

最低1年学んだ後、現地の子供達のクラス、スタンダードクラスに入ります。フランス語や英語がそんなに話せなくても、スタンダードクラスに入らなければなりません。なので留学1年目でどれだけ語学を身につけるか、、でその先の2年目、3年目が変わってきます。

昨年1月から留学した娘は、年度の途中だったので、今年の9月よりスタンダードクラスに入ります。

日本での受験を経験した娘は、単語を知らないだけで、数学や化学、物理など成績が良かったようで、昨年の9月より飛び級し、高2、高1、中3の生徒が混ざったFLEクラスで学んでおります。(これはある意味やり切る日本の塾SAPIXのお陰だと思います)

ですが今年9月には現地の子供達、ましてや現地の子供達にとっても難しいマチュリテコースを目指すためには、今年の夏までにはフランス語をB2(ニュースが解るレベル)まで取得せねばなりません。

面談では、今やらねばならない事を具体的に教えて頂き、マチュリテコースに入るために、1月から経済学と法律を学び始めることになりました。

次回はマチュリテを取得するための科目などについて、、、。

クリスマスシーズンのZürich

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